大宮の鉄道博物館では2017年のキッズプラザ、キッズカフェ、科学ステーションのオープンを皮切りに、順次館内のリニューアル工事を進めてきました。この度はその集大成として2018年7月に新館がオープンしました。
新館には、鉄道の「仕事」「歴史」「未来」をテーマとした3つの展示ゾーンを設け、現在の鉄道の「仕事」を伝え、「歴史」を紐解き、鉄道の「未来」を創造する、多彩な切り口で人と鉄道の豊かなストーリーを展開します。
まずは来て、見て、触れて、驚いてください。
休日のご家族イベントは鉄博に決まり!ですね。
大宮は全国でも有数の鉄道集結点でホームの数では東京に次いで二番目となります。過っては貨物の巨大集結点(大宮操駅)、蒸気機関車などの車両製造(大宮工場)の拠点でもありました。鉄道の街大宮と言われたこの地にふさわしい鉄道博物館が2007年に開館して以来、年間を通して全国から熱心な鉄道ファンが集まります。お子様はもちろん大人が見ても興味津々の展示内容で、すべてを見尽くすには5時間くらいかかります。ぜひ一度ご家族やグループでお泊り掛けで見学をお勧めいたします。
< お出迎えサービス >
新道山家では大宮駅または鉄博へご家族のお迎えサービスをしています。ご希望の時間を電話・メールでお知らせください。ベビーカーや大きなスーツケースがあってもマイクロバス(28名定員)でお迎えしますので安心です。土・日・祭日は他のご家族と乗り合いいただくこともあります。
< エピソード >
日本国有鉄道時代から当館は鉄道と縁が深く、日本観光旅館連盟「駅長さんも太鼓判」というキャッチフレーズを永年に渡り時刻表などで使わさせてもらいました。
また臨時列車の時刻編成作業は時折当館の大広間が使われました。広間の長さ一杯に作業台を作り7、8名位の技術者が計算尺や手動式計算機を使って連日徹夜の作業で運行表を作っていました。広げたケント紙に何本も美しく引かれた平行線が様々な方向に展開するのを見ると鉄道運行表を「ダイヤ」と呼ぶ意味が一目で理解できました。
その様な縁もあって三代目亭主・川島利雄は2007年の鉄道博物館のオープンには誘致から企画提案まで十年近い年月をボランティア組織「明日の大宮を創る会」でお手伝いをさせていただきました。
今回のリニューアルでやっと本来の姿で鉄博が完成した感もあり、2018年のオープンも公私共々感慨深いものがあります。