終戦を迎えて昭和25年、料亭旅館として営業を当地で再開することができました。
以来大宮市を訪ねる方々や地元の皆様にご支援いただき、昭和47年には本館が、50年には新館が落成しました。
昭和60年、三代目を川島利雄が継承し今日にいたります。
皆様のご期待にお応えし、常に料理の研鑽と設備の改良に努めて参りました結果、平成10年には政府登録国際観光旅館の認定を受けることができました。
これも偏に皆様のご支援の賜物と感謝いたします。

頼母木様の直筆 昭和5年晩秋、山家新築を記念してとあります。『一望千里紅』は当店より見沼田園を望んだとき夕日が辺り一面を紅炎に染めた様子を漢語で詠んだものです。